レポート|講座『性別をこえて。カミングアウトして生きるということ』


2020年12月12日(土)、西東京市の住吉会館ルピナスにて男女平等推進センター共通講座『性別をこえて。カミングアウトして生きるということ〜性の多様性から考えるダイバーシティー&インクルージョン〜』が行われました。

今回の講座は、西東京市男女平等推進センター企画運営委員会委員である当団体事務局の星が企画したもので、当日はファシリテーターを務めました。
講師は岡部鈴さんは、2012年に総務部長の立場でトランスジェンダーであることを社内メールで一斉にカミングアウトされました。
講演前半では、LGBTQの基礎知識に触れていただきながら、岡部さんご自身の経験やトランスジェンダーの現状、今の時代、なぜ社会や企業においてダイバーシティー(多様性)&インクルージョン(包括・包含)の考え方が重要視されているのか等のお話をしていただきました。また後半では、会場に集まった皆さまからの質問にひとつずつ丁寧に答えていっていただきました。

当日は市内外から20名の方にご参加いただき、講座終了後のアンケートでは「多様性の大切さ、教育も大切だと思いました」「一人ひとり違うということを実感しました」など好評を多くいただきました。講師の岡部さん、お集まりいただきました皆さま、本当にありがとうございました。
今後もリアリティのある分かりやすい講座を企画していきたいと思います。

また、当日、西東京市協働コミュニティ課より東京都総務局人権部の編集・発行した啓発冊子『多様な性について知るBOOK』が資料として配布されました。
講師の岡部さんもこの冊子に触れていただきましたが、とても分かりやすく実用的な内容になっていますので、是非ご覧になっていただけますと幸いです。

 

参考資料・リンク

多様な性について知るBOOK』(東京都総務局人権部 編集・発行)

※その他の啓発資料や説明、電話相談などの情報もこちらからご覧いただけます。

西東京市住吉会館ルピナス