レポート|さっぽろレインボープライド2020


当団体メンバーのこういちろうです。
2020年9月12日、札幌市で開催されました「さっぽろレインボープライド2020」に参加してきましたので、今回はそのレポートをします。

さっぽろレインボープライドは今回で20回目を迎える歴史あるプライドパレードです。今年は新型コロナウィルスの影響により、一時は中止という考えもありましたが、新しい生活様式「新北海道スタイル」のもと、規模を縮小することで開催することができました。
当日の参加人数は300名あまりが参加し、性の多様性を示すレインボーの旗を掲げ、思い思いのプラカードを持った人たちが多様な性に対する理解や人権について呼びかけました。
僕は一般市民グループのエゾシカエリアで、札幌レインボープライドの大きなフラッグを持たせていただける大役に任命されました。
あらためまして、パレードを主催された実行委員会の皆様、パレードを歩かれた皆様、沿道や会場で応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

当日、僕は地元テレビ局の取材を受け、「自分はパートナーがいて養子縁組をしたが、やはり同性婚の制度が必要だと思い、市民としての権利が欲しくて参加した」と答える機会をいただきました。

現在、西東京市では同性パートナーシップはおろか、パートナーシップ条例実現への話し合いはほとんど行われていません。同性同士で法的に家族になるためには、養子縁組しかありません。しかし、養子縁組は形式上親子になるため、精神的な面では決して納得した形でのパートナーシップではありません。
僕は、3年以内に西東京市で同性パートナーシップ条例が制定されることを目指して、引き続き声を上げていきます。
応援していただけると幸いです。今後にご期待ください。

(こういちろう)

さっぽろレインボープライド2020 公式サイト

メディア情報

NHK 北海道|LGBTへの理解求める